-新歓特集号-   2003/04/01発行
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新入部員募集中
島田幸奈

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新歓担当の島田幸奈です。

これから始まる大学生活をより楽しく充実したものにしたいと思いませんか? そんな皆さん、洋弓部に来て見て、触って、試してみてください。
洋弓とは英語でアーチェリーといいます。ア・チェリーとは一個のさくらんぼですが、 アーチェリーとは、簡単に言うと弓を引き、矢を放ちそして的に当たった点数を競い合う スポーツで、男女の力の差が出にくいスポーツです。男女平等の最先端をいっています。

現在、我が洋弓部では男子17名、女子8名が真面目に活動しています。幽霊部員はひとりも おりません。大学生にもなるとほとんどのスポーツで、初心者と経験者の差が大きくなりま すが、アーチェリーはその差がつきにくいので、ストレスを感じることなく、皆、和気あい あいと楽しんでできます。実際に経験者も何人もいますが、部員のほとんどが大学に入ってから始めた初心者なので、 初めての人も安心して来て下さい。運動神経も何もいりません。少しのおこづかいとやる気だけ あればばっちり、大丈夫です。

また、全体練習は週二回と少なく、バイトとの両立もできますし、嬉しいことにテスト前には オフがあり、授業優先でやっていますので、部員は皆優等生候補者ばかりです。
見ているだけではその面白さは分かりませんよ。是非一度やってみてその面白さにハマってください。 爽快感、集中力、的に当たった充実感、いろんな体験をしてもらうために試射会を行います。
日時は4月25日(金)、5月6日(火)、9日(金)、19日(月)の3限終了後からの予定です。 雨天中止小雨決行です。雨天でできなかった場合は、また他の日にやります。豪華景品も 用意しているので皆さん是非景品を取りに来て下さい。やさしい先輩方が待っています。


アーチェリーを知る!!
アーチェリー - ターゲット -

アーチェリー。日本語で洋弓と呼ばれるこのスポーツは弓道とは違い、 弓にサイトと呼ばれる「狙い」を装備し、最新の技術で作られた弓で矢を 発射します。 

アーチェリーはただ、弓を引いて、的を狙って、矢を放つという単純なスポーツでは ありません。アーチェリーの弓は、機械が射てば、的の真ん中に当てることができると言 われています。しかしながら、人間が射てば百発百中という事はありません。精神的プレ ッシャーや、体調などのコンディションなどに左右されます。 ただ、機械にはできないことが「感」です。気象条件(風や雨など)により、矢はまっすぐ には飛びません。それを感じ取り、微妙に調整することができるのも人間です。 このように、矢を的の真ん中に命中させるには、精神面のトレーニング や、「感」を 身につけるなど、アーチェリーは決して単純とは言えないスポーツなのです。 こんなアーチェリーの魅力というのは、やはり、試合での緊張感や、射った後の開放感、 そして射った矢が的の真ん中に当たったときの爽快感でしょうか・・・。

アーチェリー - ターゲット -

オリンピック種目にもなっているアーチェリーは大きく分けて3つの試合形式があります。

  • ターゲット・・・90m,70m,50m,30mの各距離を射ってその合計点数で勝敗を決めます。我が部では このターゲットをメインにしています。(右上写真)
  • インドア・・・主に冬場、室内で18m先の的を射ってその合計点数を競う試合形式。
  • フィールド・・・山の中で崖下や斜面に設置された的を射ってその合計点数を競う。「えーっ、こんなところに 的があるの!?」というのが結構あり、おもしろい。
  • 洋弓部を知る!!
    全体写真

    我々は現在、男女とも関西2部リーグに所属し、今年1部昇格を目指し活動しているところです。 部員の中には全国で入賞する選手もおり、在学中に世界を目指すことももちろん可能です。

    練習は毎週水曜日15:30〜と土曜日の10:00から一斉練習を行っています。 全体練習は男女とも週2日しかありません。その他の日時は各自の自主的な練習の 日となっています。アーチェリーは一人でも練習できるため、授業と授業の合間な ど、空いた時間を利用して自分のペースで練習することができます。
    また、合宿も年2回行い、夏は長野県で練習を行います。いつもと違った環境で とても有意義に過ごせます。

    写真

    練習場所は大学教育研究センター 養心館横 アーチェリーレンジ (地図) で練習しています。 国際文化学部の運動場の山側の倉庫のような建物が部室になっていて、その1段上にある、体育館の並びの養心館という建物の横に練習場があります。 場所がよくわからない人は遠慮なくこちらまでお問い合わせください。

    年間のクラブスケジュールはこちらのようになっています。 夏休み、冬休みには長期オフがあり、クラブ以外に好きなことをすることも、もちろん可能です。



    洋弓部Q&A
    ■体育会に所属しているそうですが、クラブは厳しいですか?

    我がクラブは体育会には所属していますが、厳しい上下関係、慣習などはありません。 高校時代、体育系のクラブではなかった人や、クラブに入ってなかった人も、戸惑いはないと思います。
    また、全体練習も週2日(詳しくはこちら)です。他の日は、各自の空いた時間を利用して自主練習という形をとっています。 授業や、バイトとの両立も、もちろん可能です。


    ■弓を引くのは重いですか? 力がなくても大丈夫ですか?

    最初のうちは、若干重たく感じるかもしれません。しかし、自分の体格や力にあった弓を使います。 ですから、力の有無、男女などは関係ありません。


    ■アーチェリーをしたことがないんですけど、大丈夫ですか?

    アーチェリーは大多数の人が大学から始めます。我がクラブの入部者も、ほとんど全員が未経験者です。他のスポーツは、大学にもなると、経験者と未経験者との差が大きく出ます。 しかし、アーチェリーの場合、ほとんど皆、同じスタートラインに立っているわけですから、その分、努力しだいで、上の試合に行くことが可能です。


    ■クラブを見学したいのですが、いつ,どこへ行けばいいのですか?

    全体練習は(水)15:30〜と(土)10:00〜ですが、それ以外の時間でも誰かが自主練習を行っていると思います。 ですから、いつ来ても見学できると思います。
    場所は大学教育研究センター 養心館横 アーチェリーレンジです。
    国際文化学部の運動場の山側の倉庫のような建物が部室になっていて、その1段上にある、体育館の並びの養心館という建物の横に練習場があります。(⇒地図)
    場所がわからない人は遠慮なくこちらまで、お問い合わせください。


    ■弓の値段が高そうですが・・・

    これも人によって違います。
    部員の中には、先輩から弓を譲ってもらい、必要最低限だけ買っている人もいます。 先輩から弓を譲ってもらえる人数が限られていますので、お早めに。


    以上の中に質問がない方は こちら からお送りください。


    部員の声
    本気で洋弓部に入ろうと決心したのは、ベアボウで近射台に貼られた的を射ってみて、 今までに感じなかったわくわくする気持ちを味わったからだった。入部してから、 シャドウシューティングの練習を経て初めて弓を持って素引きを始めた時…近射台に向か い自分の弓矢を構え射ち始めた時…自分の足でシューティングラインをまたいで、サイト の向こうの的を狙った時…そして、自分が放った矢が初めて的の中心を射抜いた時…… 最初に感じた楽しさを、その度に感じることができた。
    大西久啓 しかしそれと同時に、一定にならない射型や、数を射つにつれてすぐに失われていく 体力、そして的前でばらばらに刺さる矢に自分の非力さ、技術のなさを痛感した。そのつ らさ、悔しさをバネにひたすら練習した。それまで体育会系には縁のなかった私はそこで 初めて、日々繰り返すこと、反復練習の大切さを学んだ。

    アーチェリーは個人競技である、結果が出ないことや失敗の原因はただ自分一人のうち に帰結する。そのような個人競技としてのアーチェリーには、自分の弱みに真摯に向き合う 視点と、自分の強みを生かす力、自信を教えられた。

    しかしながらまたアーチェリーは団体競技でもある。チームの目標点を出すために各々 自分に期待された点を射ち、また仲間のミスを挽回するべくさらに高い点を目指す。団体競 技としてのアーチェリーには、射型や心構えを助言しあい、互いに切磋琢磨しあうパートナ ー、好敵手を与えられた。

    かくもシビアで、単純なようで奥が深く、個々人の個性がしのぎを削りあうスポーツは ない。こんなに面白い競技に巡り会えて心からよかったと思っている。