神戸大学体育会洋弓部弓影会
リレーエッセイ
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洋弓部の思い出
第52代 市村嘉啓
私は2011年に法学部に入学し、高校時代にアーチェリー経験があったこともあって他のサークルの見学もすることなく、そのまま洋弓部に入りました。5月の後半から練習に参加しましたが、当時は1回生用のトレーニングについていくのが精一杯でした。入部後の初の練習試合では普段の練習の和やかな雰囲気から一転、選手はもちろん応援も真剣な表情で試合に臨んでいたのを覚えています。応援皆がスーツ姿で後方から声を張り上げていたのが印象的でした。そんな和気あいあいでありつつも締めるべきところは締めるというのが、洋弓部の良いところだったと思います。
私たちが3回生になった2013年、レンジの改修工事が行われることとなりました。数か月間大学のレンジが使用できないとあって、代わりの練習場所をどうするか、練習の量をどのように維持するかなどを幹部全員で知恵を出し合ったのを覚えています。弓影会の皆様のご尽力と神戸アーチェリークラブの皆様のご厚意でレンジを使わせていただけることとなり、懸案であった練習場所・練習量を確保することができました。神戸アーチェリークラブの方と練習をご一緒させて頂く機会もあり、社会人になってもアーチェリーを続けている姿に刺激を受けました。改修工事期間中は色々不便もありました(特に北区の臨時レンジまでの交通費が財布に堪えました)が、その甲斐あって9月には新レンジも完成し、真新しいレンジで練習する機会に与ることができました。レンジ改修にあたってはOB・OGの皆様から多額の寄付を賜り、この場を借りて改めて御礼申し上げます。私自身は成績に貢献できませんでしたが、翌年のリーグ戦では男女ともに一部残留を果してくれました。
他にも春・夏の合宿や三商戦、部のメンバーとの飲み会やオフのときの旅行など、洋弓部時代の思い出は尽きません。我ながら無茶苦茶なことも色々やって当時のメンバーには迷惑を掛けました。引退して7年近く経ち、一緒に過ごした仲間も全国各地に散らばってしまいましたが、今でも縁がつながっていて大変ありがたいことだと思っています。コロナの収束が見通せない中、現役部員の皆様にあっては大変なご苦労をされているものと推察しますが、洋弓部で過ごした時間が大切な思い出となることを祈念しつつ、私のリレーエッセイを終えさせていただきます。
下記の写真はレンジ改修工事期間の練習でお世話になって神戸アーチェリークラブさんのレンジ(この後部員総出で畳を運んで設営を行いました)と神大レンジの落成式での射初め式の様子になります。
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